【キャラ作で分かれ! V:tM  〜 徳、人間性、意思力編】

 

『徳』

 「徳」はキャラクターの生き方や倫理観を示す特性である。

 「徳」には三種類あり、以下はその説明である。

 

 「良心」

   良心は自分の行いが“正しい”か“誤り”かを判断する能力である。

  良心は《獣》の衝動を否定し、《獣》に屈するのを妨げる。

  良心は自らの倫理に背く行動を抑制するときの判定や、「人間性」を失うかどうかの判定に用いる。

 

 「自制」

  どれだけうまく《獣》を支配しているかを表す。

  狂乱しそうになったとき《獣》を抑える判定に用いる。

 

 「勇気」

  恐怖心を抑え恐ろしい状況に立ち向かうための特性。

  血族の場合特に火や日光など「紅の恐怖」に立ち向かうために使われる。

 

『人間性』

 怪物である血族がかつて人間だった頃の感情を維持するための倫理規範が「人間性」である。人間性を持つことによって内なる《獣》に対抗できる。

 ヴァンパイアの本質と人間性は矛盾する物であり、闇の生が長いほど人間性は失われてくる。人間にも「人間性」があり、中にはその辺の血族よりも人間性が低い者もいるが、その心に《獣》が潜んでいるわけではないので血族ほど重要視されない。だが、「人間性」の高いヴァンパイアは、時に人間よりも人間らしいことがある。

 人間性は110 の値をとり、キャラ作時は「良心+自制」の値である。

 

 ○人間性の効果

  ・血族が昼間に起きるとき、人間性が高いほど早く起きられる。また、昼間のダイスプールの上限は人間性の値までである。

  ・『徳』に関する判定の上限は人間性の値である。

  ・休眠状態から回復するまでの時間は人間性に依存する。

  ・人間性が低い値と、怪物じみた容貌になってくる。

  ・人間性が0になった時、キャラクターは《獣》に支配され、 PL の手を離れる。

 

 ○罪の階層と堕落への螺旋

  キャラクターが現在の人間性より低い段階の行いをしてしまったとき、良心判定を行う。

  成功すればそれを悔いて人間性を維持できるが、失敗すると人間性を失う。

  以下に人間性とその評価、良心判定が必要となる行いの対応を示す。

 

人間性  評価    道徳指針

10   聖人君子  利己的な発想

9    厚情    多少利己的な行動

8    親切    他人に危害を加える(故意か否かに関わらず)

7    普通    窃盗

6    薄情    不慮のひどい行い

5    冷淡    故意の財産損壊

4    無情    感情に任せたひどい行い 

3    冷血    計画的なひどい行い

2    残虐    日常的なひどい行い

1    凶悪    異常なほど倒錯した行い、凶悪な行い 

×    怪物    なし

 

 つまり、人間性10のキャラはちょっと身勝手な事を考えただけで良心判定が必要となり、逆に人間性が 2 の長老は計画的殺人を犯しても全く罪悪感を抱かない。

 

『意思力』

 キャラクターの気力を表す。

 意思力には“原点”と“プール”があり、原点は意思力判定をする際に使い、プールは自動成功を買ったりしたときに一時的に消費されていく。(意思力プールの使い方は別項にて解説)。プールは始め原点と同じだけあり、使うと減っていくが意思力判定は原点で振れる。

 ただし、意思力プールが0になった者は消耗しきっており、何をするにも非常に困難になる。

 意思力は1〜10の数値を取り、キャラ作時は「勇気」と同じ値になる。

 

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